当サイトでは主に車のテールランプの殻割りをアップしてしますが、この『殻割り』とは何を指してるかご説明します。
もちろんここに来ている方の99%は理解していると思いますが、初見さんのために説明させて下さい。汗
この殻割りとはテールの土台(ボルトが付いてる方)とレンズを分解することを指します。
殻割りをする理由は人それぞれかと思います、LEDテールにしたりインナーを塗装したり、商売でやっていたりなど目的は多々あるかと思います。
ただ1つ覚えておいて欲しいのは、本来分解することを前提に作られていないと言うことです。
なので殻割りをできると言うことは立派な技術だと僕は思ってます!!
1級整備士でも殻割りできない人はたくさんいると思いますしね(^^)
文字で見ても中々伝わらないので簡単な画像をお見せします↓
上記の画像が殻割りできた状態です。
冒頭で述べたように土台側とレンズが分離されているのがわかるかと思います。(ちなみにこのテールはJZA80のスープラです、ワイルドスピード出演のポールウォーカーさんが乗っていた車です)
主にテールのレンズはコーキング剤で固定・防水されている構造ですが、年式や車種によってこの固定方法が変わってきます。
固定方法は主に3つに分かれます。
まず1つ目がビスのみで止まっているテール、これは現在の車では100%と言っていい程見かけません。この方法で固定されているのは昭和時代の車です。
僕もこのタイプのテールは殻割りしたことはないですが、ビスで止まっているだけなので比較的、誰でも簡単にできるかと思います。(←やったことないので僕の勝手なイメージです。汗)
次に多いのがコーキング剤で固定されているテール、上記のスープラがこのタイプになります。
このテールから殻割りの難易度が変わってきます。
もちろん車種によってはめちゃめちゃ簡単な物もありますが難しい形状だと僕でも上手にできないテールもあります。(例で言うとR33、R34のスカイラインが苦手です。汗)
このタイプは熱であたためて外していくのですが、あたためが足りないとレンズが割れてしまいますし、外し方が悪くても割れてしまいます。汗
これは殻割りする台数をこなして感覚を掴むほかありません。
で次に多いのが土台とレンズが溶接されているタイプです(現代の車はほぼこのタイプ)
このタイプになるとあたためても外れませんので、土台とレンズはカットして殻割りをします。
このタイプに必要な道具が超音波カッターと言うツールになります。
なかなか値段も高くて3万前後します。汗
DIYで3万円、、、悩みますよね(´Д`)
でも使い道は他に探せば結構あるんで(もちろん車の加工以外にも)DIY好きの方なら買っても損はしないですよ!(^^♪
てな感じでテールライトには上記で説明した3つのタイプがありますが、1番最初にお伝えしたビスのみで止まってるタイプは、あまり殻割りする機会もないと思いますから残り2つのタイプだと思ってもらってOKかと思います。
じゃあこれをどうやって見分けるかが問題ですが、もちろん実際にテールライトを見てみないと判断できません。汗
ただコーキングで固定されているテールは、コーキングが入り込む溝のようなラインがあるので裏側を見てみると案外わかりやすいかと思います。
当サイトでいろんなテールの殻割りを紹介していくので画像など見て参考にしてみて下さい!(^^)/
では次の記事で殻割りに最低限、必要な道具の紹介をしていきます!